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不動産購入のガイド
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お部屋探しの第一歩は、自分の希望条件を明確にするところから始まります。
また、知っておかなければならないこと、知っておいた方が得をすることを、必要な基礎知識として最初に押さえておくことです。

「新築で、広めの間取り、手ごろな家賃で、駅に近くて、静かな環境……」

すべてを満たすお部屋を探していたら、念願のお部屋はいつまでたっても見つからないかも?ならば、譲れない条件に順位を付けておくことをおすすめします。

予算 家賃の目安は、一般的に手取り月収の30%程度と言われています。水光熱費、生活費等を考慮して決めましょう。
エリア 通勤・通学を考えて、最寄駅や目的地までの所要時間を重要視して考えましょう。さらに、周辺の環境及び防犯面なども考慮しましょう。
間取り 自分のライフスタイルに合った間取り・広さを選びましょう。収納スペースも重要なチェックポイントです。
設備 「絶対に必要なもの」と「できれば欲しい」と思うものを区別しておきましょう。電気・水道・空調関係などの整備は、自分のライフスタイルに合った設備を選びましょう。

ワンポイント・アドバイス
予算(引越しの時、いくらかかるの?)
目安は「家賃の6か月分」、まずこれが一般的なところです。
(敷金2+礼金2+仲介手数料+前家賃)

仮に家賃が6万円のお部屋に住みたいと思ったら、最初に36万円が必要になってきます。それに加えて管理費・火災(家財)保険料・保証料・等々…(取られない物件もあります)、そして馬鹿にできない費用が、引越し費用と細々した買い物費用です。
そのあたりも計算に入れておきましょう。
知っておきたい費用基本用語
敷金 貸主(大家さん)に解約退去時まで預けておくお金です。
退去時に借主負担の修繕費用や滞納料金・家賃等がある場合には、これらに充当されます。何も無ければ全額無利息で返却されます。
礼金 貸主に対するお礼として進呈する意味のお金です。(戻りません)
仲介手数料 不動産業者が宅地建物の仲介(媒介)業務を行った際にお客様から受け取ることができる、国土交通大臣の定めるところの報酬額のことです。
前家賃 毎月支払う家賃は、おおむね前払いです。月極の場合、次月分を当月末日までに支払わなければなりません。月の途中の場合は月末までの日割りで計算します。
管理費 集合住宅において、共用部分を維持・管理するためにかかる費用を、一戸当り、1ヵ月分に割り振った金額です。(共用部分の水道光熱費・清掃費…等)
金額は借りる建物の規模・共用設備の仕様などにより異なります。(0円〜1万円)
火災保険料 「家財保険」の場合もあります。仲介不動産業者が代理店となり、契約時に加入させられることが一般的に多くなっています。費用は1〜2万円程度。契約更新時ごとに、加入する形がほとんどです。
保証料 「家賃債務保証」のことで、契約するときに保証人を付けることが難しい場合に、保証機関会社が、費用を支払うことで、一定期間(契約期間)の家賃の債務保証を行うシステムの保証料のことです。最近では家賃債務保証システムをとる契約が多くなっています。(仲介業者に要確認)
保証料は保証機関会社により家賃の数割〜1ヵ月分程度とさまざまです。契約更新時ごとに取られます。
更新料 契約を更新する際に支払う一時金です。法規上に明確に規定があるわけではないので、仮に契約書に更新料に係わる条項がなければ支払義務はありませんが、明記してあれば、支払わないと契約違反になります。一般的には、新規家賃の1か月分の更新料が契約書に盛り込んでいることが多いです。

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物件情報を集めよう
どこかに隠れたお得な物件情報があるかも知れません、STEP1で決めた希望条件を思い出しながら、出来るだけ早めに、多くの情報を集めて目を通したいものです。希望条件にあてはまる物件情報収集を行いましょう。
物件情報入手方法
1.不動産会社へ直接出向く
2.情報誌を見る
3.インターネットで検索する
不動産会社を訪問
インターネットや情報誌を参考に、希望に近い物件を取扱っている不動産会社に電話やメールでコンタクトを取り、訪問日時を指定して、いよいよ訪問します。

ワンポイント・アドバイス
不動産会社へは前もって連絡を!
前もって連絡しておく利点は、見たい物件や希望条件を知らせておくことで、見たい物件の鍵などを手配しておいてくれたり、類似物件がある場合には用意しておいてくれますので、時間的なロスを省くことが出来ますし、いきなりの飛び込み訪問とでは、応対の感じが違います。また、訪問時間も「夕方」というのは避けられるなら避けましょう。担当者も人間ですから、閉店近い時間の来訪者だと心情的に対応ペースが違ってきます。出来るならば、平日の午前がベストだと思います。相談しながらじっくり探し、気に入った物件が見つかった場合、諸手続きに動く時間的余裕があります。
物件の下見
「良さそうな部屋だな」と思ったら、担当者に物件の下見をお願いします。下見はお部屋探しに欠かせない重要なプロセスです。資料だけでは分からない部分をしっかり確認しましょう。
下見の際のチェックポイント
日当たり・風通し 日照はどの程度あるなのか?、風通しはどうなのか?方位も良いし、窓も大きく、図面通りだけど、窓を開けた隣に高層建築物があったり、などなど確認を怠らずに。
収納スペース 必ず開けてみましょう。広さもチェック。間取図と同じ広さか、同じ数だけあるか、収納力は足りるか、後で大きな物が入らなかった、ということがよくあります。
コンセント等の数や位置 コンセントの位置や数により室内のレイアウトが制約されますので、事前に位置や数を確認しておきましょう。また、テレビ・パソコンや電話のケーブル類の差込口も確認しなければ、それらの設置も制限されます。
水まわり まず、キッチンです。ガス栓の位置、ガステーブルスペースの広さ、調理器具等収納スペースは十分?冷蔵庫の設置場所(電源コンセント位置)、…等々。
つぎに、浴室・洗面所・洗濯機置場です。広さ、場所、使い勝手は?配置は?…図面通りですか。水の流れ具合は(排水)は大丈夫?。
建具 襖・ドア・引き戸・窓など開閉の出来るものは試して確認をしましょう。建付けの悪い建具を毎日毎日開け閉めするのはストレスがたまります。また、そのような不備や傷等を発見した場合には担当者に申し出て確認しておきましょう。万一、退去時に、その原因が自分だと間違いられて、修繕費を請求されるというトラブルが発生しかねません。
騒音や周囲の環境 集合住宅の場合は、隣の部屋との壁は薄くないか?上下の部屋の足音は、住人達の雰囲気はどんなだろうか?などが心配になってきます。また、防犯面はどうだろうか?特に女性の一人暮らしの場合は、お部屋だけでなく、通勤通学の道の明るさなどの周辺の環境も確認しましょう。

ワンポイント・アドバイス
●下見にはメジャーとメモ用紙を持て行け!
 (人の記憶はあてにならぬ)
●下見にはできれば二人以上で行け!
 (三人寄れば文殊の知恵)

●下見の帰りは散歩しながら帰れ!
 (街の顔がよく分かる)
●下見では不備や傷は申し出よ!
 (運が良ければ直してくれるかも)

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 step3
気に入った物件が決まったら、いよいよ契約の準備です。
ただし、その前に「申し込み」をしなくてはなりません。入居審査のための申込書に必要事項を記入します。契約手続きは、入居審査がOKになて、後日改めて不動産会社に出向く、という形式を取っているのが一般的です。

申込み〜契約までの流れ
※申込みの際に申込金(手付金)が必要な場合があります。念のため数万円〜家賃の1ヵ月分程度をご用意ください。
 また、印鑑が必要な場合もありますので、ご用意ください。
契約手続きに必要なもの
 契約に必要な費用  契約に必要な書類等
 ● 敷金・保証金(ある場合)
 ● 礼金(ある場合)

 ● 仲介手数料
 ● 前家賃
 ● 管理費(ある場合)
 ● 火災(家財)保険(加入の場合)
 ● 保証料(加入の場合)
 ● その他
事前に明細書が提示されますので、確認の上、用意ください。
 ● 印鑑
 ● 入居者の住民票
 ● 連帯保証人の実印
 ● 連帯保証人の印鑑証明
   (連帯保証人が必要な場合)
 ● 銀行口座とその届出印
   (家賃支払が銀行引落としの場合)
 ● 他必要書類
※その他の書類は、物件あるいは不動産会社によってかなり異なってきますので、事前に確認してください。

知っておきたい契約書基本用語
家賃の支払方法 家賃の支払方法には色々あります。入居者の口座から「自動引落とし」や貸主の口座へ「振込み」、また貸主へ「直接持参」という方法がだいたいですが、契約書に明記されているので確認しておきましょう。
ちなみに、家賃の支払方法は前家賃が一般的大多数です。
敷金の返還 敷金がある場合です。原則、敷金は全額無利息返還ですが、「退去時立ち会い」で著しい汚れ・破損などがあった場合は敷金から差引く、というのが一般的ですが、あらかじめ「敷金の○○%あるいわ○○円を補修費とする。」などという事項が記載されている場合もあります。要チェック。
更新料 内容については、「STEP1」に記載してありますので、重複を避けますが、しっかりチェックしておきましょう。
禁止事項 ペットの飼育禁止、賃借権の譲渡・転貸の禁止、構造又は造作の変更禁止、目的以外の使用禁止、など契約書にはこうした禁止事項が明記されています。違反すると、退去を命じられても反論できないので、納得できない事項については契約前に説明を求め、確認しましょう。
契約の解除 家賃の滞納や上記の禁止条項違反、また契約条項に違反したときなど、何らかの問題があった理由で、貸主側で契約解除を行うことができる事例が記載されています。よく確認しておきましょう。
契約の解約 解約(退去日)をする際にはいつまでに貸主に申し出なければならないか定めた事項が記載されています。1ヶ月前以上にするというのが一般的ですが、各契約によって異なります。このことを忘れてしまうと、解約時に予定外の出費になることもあるので注意しましょう。
特約条項 ここに記載されていることは、貸主が相当に重きをおいていることが想像できます。だいたいが禁止条項が多いようですが、特にここに改めて特記している事項には注意して、必ず納得いくように内容を確認しましょう。
連帯保証人とは?
連帯保証人は借主と同等の義務を負い、借主に何かあったときに代わって責任をとるという、重要な責務を負います。入居審査にも関わってきますので、誰でも良いという訳ではありません。できれば、収入の安定している親もしくは兄弟がベストですが、親戚、会社の上司等でも大丈夫でしょう。また、一番心配されるのは、友人・知人という人です。それに親が遠方に住んでいる場合です。何かあった時に直ぐに駆けつけられません。
通常、契約が決まると、不動産会社から渡される書類(契約書等)に保証人直筆の署名と捺印(実印)が必要になります。
申込みした物件はキャンセルできるか?
手続きがどこまで進んでいるのかによって異なりますが、申込みした段階であればキャンセルは可能です。ただし、手続きがもう少し進んで手付金などを支払っている場合は、その手付金を放棄することでしかキャンセルできません(解約手付)。また、中途半端に申し込み、キャンセルするのは貸主や部屋を探している他の人に迷惑がかかりますので、十分納得した上で申込みをしましょう。
契約書等に署名、捺印する際の注意点は?
署名、捺印は契約者・連帯保証人が各自で行わなければなりません。担当者に言われるがままに、「はい」「はい」と署名、捺印してはなりません。決してあやふやにしないで、疑問点がある場合はその場で質問して、内容をよく理解した上で署名、捺印することです。

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